押しかけ厨対策

対策方法はフローチャートを基本とします。

押しかけ厨とは?

相手の都合を無視し、他人の自宅や仕事場などに押しかけ「家に入れてくれ」「泊めてくれ」等の要求を押し付けたりする人々のことです。
「迷惑」「帰って」という言葉を曲解し、「恥ずかしがらないで」等と要求を続行することも多く説得は困難です。
窃盗・傷害事件も増えており、注意が必要です。
押しかけかな?と思ったら絶対に鍵やドアを開けてはいけません

「宿目的」の押しかけ

押しかけ厨の目的の一つに「宿目的」というものがあります。
これは特に東京都心や近郊に住んでいる方がよく被害に遭っているもので、主に年2回夏と冬に開催される「コミックマーケット(通称コミケ)」に参加するために、被害者の家を宿代わりにしようと押しかけてくるものです。
通常参加者は近隣のホテルに宿を求めますが、厨は宿代を払わなくていいから、ついでに車やお金も出してもらおう(財布目的)、などと身勝手な理由で被害者宅に押しかけ、さらには同人誌に興味のない被害者を無理矢理会場に連れて行ったり、またコスプレさせようとする事例も多く報告されています。
またその他にも、騒ぐ(騒音)、私物を勝手に漁る・壊す、私物を持ち帰る(盗難)、そのまま居座るという被害も報告されています。 なお、宿目的はコミケに限らず、全国各地で開催されている同人誌即売会(イベント)や、各種関連イベントへの参加目的の場合もありますので、都心や時期に限らず宿目的の押しかけ厨は発生します。

※参照
 ■押し掛け注意報(携帯版) http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=oshikake&P=0&MD=I
 ■コミケとは? http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%DF%A5%B1

自衛・根回し

http://www.galstown.com/6/hokkaido/chutaisan/

  • 家族や周囲の方に「知らない人達から変なメールが来る」「迷惑だと説明しても聞き入れない」等と説明する
  • 第三者に自分の(他被害者がいる場合はその方も含め)個人情報を絶対に教えないよう伝える(友人/家族と名乗っても)
  • また、その様な者が現れた時は、自分に連絡して欲しいとも依頼しておく
  • 家族だと偽って管理人から鍵をかり、上がりこんできた事例も有り。家族と同居の場合でも、留守中に友人だと名乗って家に上がりこんできたケースがあるので、予告なく訪ねてきた友人は家に上げないよう注意を呼びかける。またそのような者が来た時は、必ず連絡して確認すよう伝えておく
  • 厨が女性で被害者が男性の場合、周囲や警察に痴話ゲンカと思われしまったり、また実際に自分に非はなくとも男性側が悪いように思われたりと、何かと不利になりやすいため、特に早急かつ徹底した根回しを行っておく。特に警察へは初期の段階で相談し、状況を伝えておくと有利。

防犯対策の徹底

  • 防犯対策を徹底しましょう(特に自宅が厨にバレてしまった場合)
    • 再度家中全てのドア・窓の戸締りの徹底。可能なら二重鍵・ピッキング対応の鍵に変える。
    • 家族や護衛など協力者、友人知人がドア前で襲撃される恐れあり。誰かが家に帰ってくる際はドアを開ける前に周囲に気を配り、厨が潜んでいないか確認してもらってからドアを開る事を徹底しておく。。
    • ドアを開ける際は素早く開閉する。開閉時の隙を見て一緒に厨が中に入ってきてしまう危険性があるため。知人や家族が家に入る際も、気をつけてもらうよう徹底しておく事。
    • 万一ドアや壁・車など家のものに落書きされたり何か壊されるなどの損害を受けた場合は、すぐ警察を呼び器物破損として扱ってもらう。その際、自分でも現状をカメラで撮影し状態を保存しておくこと。(下記「証拠の保全参照」)
    • ただし、厨ネットワークで上記の落書きなどがあなたの自宅の目印として広められる恐れもあるので、証拠保全した後はビニールをかけるなどして外から見えないようにしておく。
    • ご近所への根回しを再徹底 
    • 自宅のゴミを出す時は中身に個人情報に繋がるものがないか確認を。特によく行く店や場所、職場や学校などに繋がるような物は、分からないようにシュレッダーにかけ裁断したのち破棄するか、もしくは自宅以外の場所で破棄するようにする  

証拠の保全を行う

  • メールや手紙、物が厨から送られている場合は全て保管しておく(証拠になる)ただし、食べ物は写真に撮っておき(フィルム式が望ましい)破棄してもOK
  • 特に不審な食べ物が届いたり送られた時は、絶対に口に入れない事。薬物が混入されていた事例有り。
  • メールは専用フォルダを作るなどして、全て保存。また可能なら全てプリントアウトしておき、警察に相談する際に持参する。量が多い場合はそのメールの量が厨の異常性を示す証拠となりうる。
  • メールや手紙の内容は出来るだけ確認しておく。襲撃予告など厨の動向を把握するためですが、精神的に確認が辛い時は無理せず、第3者に確認してもらうか、内容は見ないでそのまま保管しておいても構いません。
  • ほか、メールの詳しい対応についてはここを参照
  • 手紙、本など直接届く物もビニール袋などにいれて全て保管。
  • 手紙は警察に相談する際に証拠として渡すためコピーを取っておき手元にも保管しておく
  • 器物破損やラクガキされてしまった時や、厨から届いた物の証拠保全はフィルム式のカメラで写真に撮っておく。写るんですなど使い捨てカメラでOK。なお、デジカメが非推奨なのは画像編集できるため証拠としては弱い為。ただし緊急時でデジカメや写メしか内場合は、これでもいいのでとにかく現状を画像に残しておくこと。
  • ぬいぐるみや人形など厨から届いた物に盗撮・盗聴器を仕掛けていた事例があるため、そういった物が届いた場合は箱やビニール袋に入れ、生活圏内から離れた場所に保管し、警察やプロに確認してもらう
  • 厨の発言や会話は可能な限り録音しておく。(厨の非常識さを示す証拠にもなる) *参照フローチャート『証拠を集める

時系列のメモを取っておく

  • 警察や人に説明する時スムーズ・つきまといの証拠になる・書くことで落ち着けるなどの効果が。また、厨のストーカー行為の証拠ともになる。
  • 何かあったら「何月何日何時」「どこで」「誰に(どのような格好の人間に)」「何を言われ何をされたか」をメモしておく。内容は箇条書きでもいいので、時系列、客観的、具体的、正確にを徹底すること。メモはノートやレポート用紙などに纏めておく良い。
  • 厨と再遭遇してしまったら
    • 慌てず騒がず、その場を直ちにに立ち去り、近くのコンビニなど人のいる店へ逃げ込む
    • すぐに逃げられなかった場合は事務的に「知らない、人違い、迷惑」と伝え逃げられるようだったら逃げる
    • 逃げる事が無理な時は防犯ベルを鳴らし周囲に助けを求める
    • 身の危険を感じたら迷わず即110番通報

職場・学校への押しかけ対策

最近の事例では予め厨が相談者さんの職場や学校を把握してから接触してくることが多いため、早めに職場やバイト先・学校での対応が必要です。
根回しについては上にある「周囲への根回し」を参考にして下さい。

職場・バイト先の対応

  • 上司・同僚・客商売ならばお得意さんにも根回し必須(なりきりについての説明は不要)
  • バイトならば事情を話して当分休むという手も
  • 接客業など人と対面する職場の場合は、出来ればバックヤードの仕事を中心にしてもらう
  • 訳の分からない電話がかかってきた場合は、かかってきた内容や時間をメモしてもらう
  • 履歴書やシフト表など個人情報の分かるものは客から見えないようにしてもらう(厨が店舗裏などから店内に侵入し入手した事例もあり)
  • 私物が盗まれる恐れもある。私物は肌身離さず身に付け、他は鍵のかかるロッカーなどに保管(特に携帯電話は要注意)
  • 職場に警備員がいる場合、巡回と不審者への取締りを強化してもらう
  • 厨の行動がひどければ営業妨害として通報可

学校での対応

  • 出来る限り同級生や教師・教授に根回しする
  • 担任が頼りなければ学年主任→生活指導の先生→教頭→校長→教育委員会へ相談を。相談する際は事情を知っている生徒や両親に同伴してもらうと話しが通りやすい
  • 最近は学校にストーカー相談室のあるところもありますので利用してみては
  • 学生課から個人情報を入手される恐れもあるので、そういった機関にも事情を通しておく
  • 特に厨が女性で、被害者が男性の場合、周囲が「逆ナン」と思い込み喜んで個人情報を教えてしまう可能性があり。しっかりと根回しを。
  • もし厨が外部の者であった場合、先生や警備員に言って厨に学生証の提示を指示して貰うと良い
  • 校門前に厨がいたという例も。常に警戒していること。
  • 部室や教室で盗難にあう恐れがあるので貴重品は常に側に置き注意を払う(携帯電話は特に要注意、過去に机の上に置いたまま少し目を離した隙に中身を見られてしまっていたという事例もあるので、ロックを掛けて置くこと)

警察への相談

現在受けている厨被害の大小を問わず、また遭遇が1.2度程度の初期段階であっても警察に相談しておく事をおすすめします。
相談当初はまともに取り合ってもらえないかもしれませんが、相談したという事実を作っておくと、後に対応してもらう時に有利になる場合があります
特に、被害者が男性で厨が女性である場合、痴話ゲンカと誤解されたりと、どうしても男性側が悪く見られてしまい加害者と誤認される事も懸念されますので、早い段階で相談しこちらが被害者である事実を伝えておく事をおすすめします。
相談に行く時は近くの交番より居住地区を担当している警察署に出向き、ストーカー相談窓口に「ストーカー」被害を受けているとして相談下さい。
この際、なりきり厨についての説明は一切無用です。下手に説明すると「ごっこ遊び」と誤解されかねませんので、あくまでも見知らぬ他人に付きまとわれているストーカーとして、相談、対処を願ってください。
警察に相談に行く時の注意点は

  • 親御さん、上司の方など年配の男性に付き添いをお願いする
  • スーツなど堅い印象の服装で行く
  • 相手は赤の他人で友人でも知人でもないことを強調する
  • 街中や路上で付きまとわれたり、追いかけられたりされていたなど、状況は隠し事をせず詳しく説明する。
  • 今まで起きた事を時系列にメモした物を持って行くと説明しやすい(○月×日△時 ××で遭遇、追いかけられた、等)
  • 手紙やメールなど厨から届いたものがあれば、これらも全て持参する(手紙などはコピーしておき自分の手元にも保管を)
  • 対応した警察官の名前と階級、緊急連絡先を必ず聞いておく
  • 警察から十分な対応が得られなくとも、今回は相談した事実を作ったと思い、警察には礼を伝えておく事をおすすめ(警察も人の子です)
  • 近くの交番にも相談しておき、巡回の強化などを依頼する(所轄の警察にストーカー被害として相談済みである事も伝えておく)
    *参照フローチャート『警察や親との話し合い

なお、警察の担当者から侮蔑的な対応や発言をされてしまった時は、相手の所属、階級、名前を確認した上で(警察は聞かれたら答える義務がある)、担当部署の上司に担当者を変更してもらうよう依頼するか、なおも誠意ある対応を行ってもらえない場合は監察に連絡し対応を願われて構いません。

襲撃予告が来た!

メールなどで襲撃予告が届いたら、慌てず冷静に落ち着いて自衛対策を行いましょう。
なお、「○日の夜に迎えに来る」などと日時を指定してきていた場合、その日時より早く襲撃してくる厨が多く報告されています。(例:日曜日来るという予告に対し、土曜日から待機していて深夜0時に日曜になったからと襲撃)
このため、先手の自衛対策が肝心となります。
*参照フローチャート 『きちんとした根回しをするために必要なこと

  • 相談している警察や弁護士などに襲撃予告と思われるものが届いていると連絡
  • 家族や協力者にも連絡し、押しかけてきた際の対応方法などをフローチャートで確認しておく(下記「押しかけ発生!」参照)
  • ご近所にも根回し(何時頃、付きまとっている者達が押しかけてきて騒ぐかもしれない、危険なので絶対に外に出ないで欲しい。また騒いだり暴れるような気配だったら警察に通報して欲しい、など)
  • 戸締まりの確認や進入経路になりそうな窓などの対策
  • 外に置いてある植木鉢などの撤去(厨に破壊されたり投げつけられるおそれあり)

押しかけ発生!

自宅等に厨が押しかけてきた場合の対策は以下のとおりです。
*参照フローチャート 『警察への通報

  • 絶対にドアを開けない ドアチェーン越しも危険(突破された事例あり)
  • 速やかに全ての戸締まりを確認。窓からの侵入に備えて、タンスなどで窓を塞ぐ(2階以上でも窓から侵入してきた事例アリ)
  • 録音機材をセットし会話を録音しておく(後の強力な証拠となる)
  • 手元に携帯や電話など外部に連絡出来るツールを持っておく。また防犯ベルも。
  • 最悪、厨に侵入された事態を想定し、包丁やはさみなど危険物は目に付かない所に隠しておく。また貴重品も避難させておく
  • もし帰宅してきたり来訪する予定がある人がいるならば、至急連絡し来ないように伝える
  • 居留守が使えそうならば、居留守を使いじっと待機し様子を伺う
  • 居留守が使えない、在宅がばれているならば、一度だけドア越しに「人違い、迷惑だ、帰れ」と事務的に伝える(コレも録音しておく)後は一切返答しない。(会話を繰り返すと相手をしてくれると厨が思いこみヒートアップしてくる危険性あり)
  • 時間を置いて数度、「帰れ」と伝えても尚も帰ろうとしない場合は「不退去罪」という罪に問えるので、警察に通報する。
  • ご近所と連絡が取れる場合は危険なので絶対に外にでないよう伝え、警察への通報をお願いする(複数からの通報は有効)
  • 厨が騒いだり暴れるようだったら、迷わず110番通報(その際はパトランプとサイレンは消してきてもらうよう依頼。厨を逃さず確保するため)
  • 厨に室内へ侵入されてしまったら、鍵の掛かる部屋に逃げ込む。その時必ず携帯など連絡ツールを持って行くこと。

警察が到着した

*参照フローチャート 『玄関に誰かがいる・対策2「警察到着」

  • 警察が到着してもすぐにドアは開けない。
  • 警察騙ってきた厨もいたため、必ずドアスコープ越しに警察官が本物である事を確認する(氏名、所属、階級と警察手帳の提示を求められたら警察は応じる義務がある)
  • ドアを開ける時は警察に周囲の安全を確認してもらってから開ける事(逃げた厨や仲間が潜んでいて、開いた瞬間を狙ってくる危険性あり)
  • もし、警察が厨を取り逃がしてしまっても、状況を説明すると共に来てくれた事に対して丁寧に礼を伝える(警察も人の子)
  • 事情聴取などで警察に行く場合は、留守宅に厨が再襲撃を掛けてくる可能性があるので、警察か誰かに留守宅を預かってもらう
  • 厨の押しかけで壊れたりしたものがあれば、使い捨てカメラなどフィルム式のカメラで現状を撮影し、証拠保全をしておく(デジタルカメラは画像加工できるため証拠能力が低いので、フィルムカメラ推奨)壊された物は器物破損として被害届をだしましょう。
  • 負傷した人が出た場合は、怪我の程度を問わず病院を受診し、診断書をもらっておく(治療費等は厨へ請求可能)

厨を確保したら

これからは状況にもよりますが警察が入っての対応となります。
しかし警察に確保されたからといってもまだ安心はできません。これからが肝心です。
警察や協力者と共に解決するまで、気を抜かず対応下さい。
なお、厨や厨の親(親厨)との対応は弁護士に一任するのが賢明です。 [[弁護士の依頼方法について>自衛対策について#弁護士を依頼するには]]
 *参照フローチャート『警察や親との話し合い
 *参照 念書について

  • 誰か協力者や家族などに必ず付き添ってもらう(既に弁護士を依頼済みなら連絡し来てもらう)
  • 襲撃時に録音していたテープや壊されたものがあればデジカメでもいいので画像にとり、持参。
  • 証拠用のテープとは別に、警察内でのやり取りを録音するための機材やテープも持参しておく
  • 事情聴取は厨と別の部屋でやってもらう
  • また、厨が複数の場合は一人づつ隔離して事情聴取を行ってもらう(一人にすると口裏合わせを防いだり、またなりきり思考が外れる事もある)
  • どうしても同室でしか対応できない場合は、厨との間に机を置くなどして一定距離を開けてもらう(警察内でも飛びかかってきた事例あり)
  • 捕獲された厨以外にも仲間がいないか追及
  • 厨の携帯・自宅PCのチェック(掲示板・メール・mixiなど)残党厨についての情報が入っている場合もあり
  • 自分や関係者のの個人情報・盗撮写真があれば警察や弁護士立ち会いの元削除させる
  • 親厨に注意(未成年厨であれば親に連絡が行き同席するが、親も厨である「親厨」の場合あり)
  • 会話は全て録音しておく事(録音する事を事前に了解を取っておく)
  • もしも厨を釈放する時は必ず被害者側に連絡を入れるように警察に伝える

便乗厨・野次馬厨対策

主犯である厨が相談者さん達に関する個人情報をネット上やチェーンメールなどで流し、それを見た厨が相談者さんに接触・襲撃に及ぶことがあります。後者の厨を特に【便乗厨】【野次馬厨】などと呼びます。
便乗厨は過去の主犯厨と全く関係の無い場合もあれば、イベントで出会ったなど何らかの繋がりがある場合もあります。
以下、便乗厨対策案です。

  • 帽子やマスクなどで盗撮防止し、自宅の表札を一時的に偽名にする
  • 厨と交わす念書案に「情報漏えいの禁止」「情報漏えいを既にしていた場合は漏洩先を明示すること」を入れる
  • 捕獲した厨の携帯の送受信メールやパソコンの掲示板・HP履歴(自分のサイトに相談者さんの個人情報を漏洩していた厨も)、mixiメッセージなど全て警察に調べてもらう
    便乗厨が現れた場合
  • 「この件は警察も介入している」「あなたのしていることも迷惑行為」と言って後は無視して構いません。出来ればこの会話を録音できればベターです。~ただし、拒絶することで厨がヒートアップする恐れもありますから、これらのことは(1)逃げ道のある、開けた場所で(2)こちらが複数いたり、警察の警護がある場合のみ行うようにして下さい。
  • 被害者の住所+認定キャラの名前など数パターンでネット検索してみる
  • 至急、捕獲済みの厨に確認を取る
  • 自宅近辺の巡回強化を警察に頼む。もしくは警察に護衛を頼む
    また、チェーンメールなどで個人情報を漏洩されていた場合キリがありません。そのような場合は、いっそ転居してしまうのも手です。
    転居費用は厨や厨親に請求できます。
    しかし、念の為尾行には気をつけ転居先でもしばらく警戒は続けてください。
    担当していた交番から転居先の近くの交番に事情を通してもらうといいでしょう。~ 

入院・通院する際の注意点

入院・通院する際の自衛

入院時の病室や、通院時の病院への行き帰りの道中で厨に襲撃されるという事例も多いです。
入院・通院に関わらず、以下全ての項目に目を通し参考にしてください。
どんなに軽傷・軽症でもすぐ病院に行くこと
どんなに軽傷に見えても、後でひどくなる場合もあります。
特に頭などですと生死に関わりますから、傷を負わされた時点では痛く無かったりそんなにひどく見えなくとも、とりあえず病院に行って診察してもらいましょう。

  • 入院・通院に関わらず気をつけること
    • 「これから見舞いに行きます」「これから病院に診てもらいます」などは絶対に相談スレに書き込まないこと
    • 傷害の証拠として病院から診断書をもらう
    • 警察と弁護士に事情を話してもらい、病院側に重大性を認識してもらう
    • 病院内での(待合室は勿論、普段でも)呼び名を偽名にしてもらう
    • 第三者の面会を家族の許可なしに受け付けない(もしその人が分別のある成人に見えてたとしても。親厨の可能性もある)
    • 病院内外で警護・巡回をしてもらう。トイレを含め出来れば常に護衛をつける
    • 領収書など含め、入院・通院先を察せられるものは持たない(例えば病院の住所を記していたメモなどを厨に見られたら?)
  • 入院時特に気をつけること
    • 担当医師、病棟看護師にストーカー行為を受けている事を伝えておく(これにより病院側が配慮してくれる場合もある)
    • 病室入口にある名前を偽名、もしくは掲示しないよう依頼する(病院によっては最近は元々掲示しない所もありますが)
    • 面会謝絶の札を常時病室のドアにかけてもらう
    • 部屋には常にカーテンをかけ、外から見えないようにする
    • 知人が見舞う際にも尾行・待ち伏せに注意する
  • 通院時特に気をつけること
    • 通院時の尾行・襲撃に注意。警察に護衛を頼んだりタクシーや車で移動する
    • 薬や領収書などを出された場合は、それらはゴミに出さず見えない場所に保管しておく。ゴミを漁られてそこから病院名がばれる可能性あり
    • 他にも出来ることがあるかもしれませんので、一度病院側と警察とで相談してみることをお勧めします。

周囲に協力を求める事について

厨対策や対応を行うにおいて、被害者一人では到底できるものではありません。家族や職場、友人知人などの周囲の理解と協力なくして解決はまず在り得ません。
合宿所の住人はアドバイスや情報、励ましを送ることは出来ますが、それは画面越しの文字だけであり、本当に解決するためにはリアルでの協力者の存在は必要不可欠です。
しかし、厨被害者には、周囲に迷惑や負担を掛けてしまうのではないか、また被害に巻き込んでしまうのではないかと危惧して、一人で抱え込んでしまう方をよく見受けられます。
もしもそう思ってしまう時は、一度立ち止まって別視点から考えて見てください。
貴方の家族や友人など大切な人が、同じ様な被害に遭い悩み、傷つき、不安な思いをしているとしたら――――手を差し伸べできうる限りの助けたいと思いませんか?
同じ様にあなたの協力者の方々も、あなたが被害に遭い辛い状況にいるのを見過ごす事は辛いのです。
確かに厨の対策や対決中には、協力者の方々に様々な労力や苦労や負担を掛ける事になってしまうとは思いますが、最後には厨を撃退し、被害者であるあなたに平穏が戻って来ることが、何よりも協力者の方々の想いに報いる事だと思います。
周囲に助けを求める事は決して弱い事ではありません。
「自分さえガマンすれば」などとは決して思わずに、周囲の方と協力して厨を撃退しましょう。
合宿所の住人も画面越しではありますが、協力は惜しみません。
一日も早い解決と平穏を取り戻すため、がんばりましょう。

厨対策中に気をつける事(メンタル面)

厨の対策、対応は、短期であっても被害者の気力・体力・精神力がとても削がれるものです。
常人では考えられないナナメ45度な思考と行動力をもった厨と対峙するのですから、精神的な負担は時間が長引くほど大きくなっていくものです。
また特に、協力者や家族、職場など自分以外の人々に厨被害が発生してしまった場合、被害者は「自分のせいで巻き込んでしまった」「自分が悪いのだ」と、己を責めてしまう事がままあります。
しかし忘れないで下さい。悪いのは全て厨なのです。 被害者である貴方自身が悪い事など何一つありません。
このことを常に心に言い聞かし、また協力者の方々も被害者への精神的なフォローを心がけられて下さい。
もし、被害を受けている方で、気分が悪い、食欲不振、不眠または過眠(一日中寝続ける)など精神的に参っている状態が見受けられる場合は、速やかに心療内科などを受診下さい。
その際はこちらも怪我などと同様、診断書をもらっておいてください。精神的な被害も傷害として認められる場合があります。

協力者や護衛の方々のメンタルケア
最近目立っているのが、相談者さんの周囲の方々が気負いすぎて精神的ダメージを負ってしまう例です。
「大変なのは相談者だから」「私は大丈夫だから、相談者だけは守らなきゃ」などと思い込んで無理をしてしまう。
しかし、考えてみてください。
あなた達が気負いすぎ弱った姿を見て一番苦しいのは、他ならぬ相談者の方です。
気の使いあいが負の方向へ行ってしまう可能性もありますので、相談者並びに周囲の方ともに「悪いのは厨」という意識を持ち続けるようにしてください。


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Last-modified: 2010-11-11 (木) 11:59:47 (4913d)